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それでも好きな人

第14章 同じ穴のムジナ



美鈴「お姉ちゃん」

香苗「…」

美鈴「お姉ちゃん!?」

香苗「えっ!!あっ、何…」

美鈴「火!!」

香苗「火?あっ、あぁ…」

美鈴「珍しいね、何か考え事?」

香苗「…別に」

美鈴「…」


考え事をしていたのか
珍しく煮物を吹き零してしまった
幸い焦がす事はなかったが香苗は美鈴と
少しも顔を
合わせられなかった


香苗「…」

美鈴「お姉ちゃん?」

香苗「もう少しかかるから…部屋で勉強
してなさい」

美鈴「…うんっ」

香苗「…」


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