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それでも好きな人

第14章 同じ穴のムジナ



香苗「だって…」

智之「…」

香苗「だって…私は…!!」

智之「…」

香苗「んっ!!んんっ」


距離を詰められ
気づいた時にはキスをされていた
必死に抵抗し智之から離れようとするが
腕を掴まれ
離れられなかった


香苗「んっ…ぁっ…やっ…めて…」

智之「高校時代は…毎日のようにしてた
よな…キスもセックスも…」

香苗「!?」

智之「あんな旦那じゃ…満足出来ないだ
ろう…」

香苗「…そんな…わけっ…」

智之「いいだろう…久しぶりにさ…」

香苗「…くっ」


気持ちはない
智之の事なんて好きじゃない
だけど香苗の体は智之の事を覚えていた
キスされたり
触れられたりすれば
あの頃のように体は反応してしまい…


香苗「あっ、はぁっ…あぁ…」

智之「…変わらないな」

香苗「あぁ…」


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