それでも好きな人
第4章 告白
美鈴「あぁ!!ぁん、つ…あんっ」
拓真「…くッ」
初めてではない
十分慣らされていたし
特に問題なく腰を進める事が出来たが
途中から
下腹部に妙な圧迫感と違和感を
感じるようになっていた
美鈴「ハァハァ…ンッ、あんっ」
拓真「痛い?」
美鈴「…ううん、平気」
拓真「無理しないで、痛いなら…」
美鈴「いい、から…」
拓真「…」
本当は痛い
痛いし辛いし苦しい
だけどやめるわけにいかなかった
やっと好きな人と結ばれる時がきたのに
これくらいの事で
やめるわけにいかなかった
美鈴「…ぁっ」
拓真「辛いんだね、ごめん…」
美鈴「拓真さん?」
拓真「優しくしたいけど…余裕、ないか
ら…」
美鈴「…うんっ」