それでも好きな人
第4章 告白
余裕ない
そう言うように
拓真は美鈴の足を大きく開かせると
何度も
出し入れを繰り返した
美鈴「拓、真さ…そんな…激し…」
拓真「もう少…し…だから」
美鈴「あ、ああっ、ああンッ!!わた…
私…もう…いっちゃ…ああ」
拓真「くっ…っ…」
その瞬間
美鈴の中に熱い物が注がれた
それが何なのか、どういう意味なのか
美鈴もわかっている
だけど
後悔や香苗に対する申し訳なさなどなく
幸せに満ち足りていた
拓真「ハァハァ…ッ、はぁ…」
美鈴「…」
拓真「ごめんね…無理、させて…夢中で
途中から我を忘れちゃった…」
美鈴「…ううん、平気…それにすごく…
幸せだった」
拓真「…ありがとう」
美鈴「…」
拓真「ありがとう、美鈴ちゃん」