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理由。

第6章 4日目



「…んっ…あぁッ」

亜衣が目を覚ます。

「…ふぁ…んっ…」


ボーっとしている頭。
放心に近い状態から徐々に抜け出す。

「んぁっ…っ…あッ」

刺激を下半身に感じとり
身に起きたことを思い出す。

「んぁっ…はぅ…あ…」

しっかり固定されたバイブ。

「あゥッ…ふっ…や、だぁ…」


涙を流してもバイブが抜けることはない。


「ゆ…う……」


小さく呼んだ時だった。


「…クス
聞きたくない名前」

部屋の壁にもたれかかる聡がいた。
亜衣が目覚める前からいたのだった。


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