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華のしずく~あなた色に染められて~

第3章 【華のしずく】~夏雷~

「温泉には傷を癒す効のみではないらしいと見ゆる」
「―?」
 珠々が小首を傾げると、信成は珠々の腰をいきなり強く引き寄せた。
「ほれ、このような楽しみ方もあるというものだ」

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