テキストサイズ

華のしずく~あなた色に染められて~

第5章 【華のしずく】~永久(とこしえ)~

 黄金の屏風を背にして秀吉が座した様は、さながら背に日輪を抱(いだ)いた天翔ける竜を背負ったようにも見え、彼に下方から拝謁する者により威圧感を与える効果を持っている。天空を雄々しく翔ける竜の傍らには紅き日輪が描かれている。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ