
私ね、実は......
第12章 お泊り会7 〜パシリ〜
「うううっ....」
今更になってから恐怖が湧き出てくる。
本当は、あのまま連れて行かれそうですっごく怖かった....
「俺最低だな....spなのにお前を守れなくて」
「うぅっ...ヒック....」
「ごめん....」
正樹の私を抱きしめる力がギュッと強くなる。
その温かさに安心して私は、ついつい大泣きしてしまった。
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「ただいま」
公園に立ち寄った後、俺達は無事アユの家に帰ることができた。だけど、アユのテンションは一向に上がることはなかった。
「おかえり!!!!」
美香が大急ぎでやってくる。その後ろで春が申し訳なさそうな顔をしている。
・・・・・なんで?
