私ね、実は......
第3章 晩御飯
「あ、お帰り!」
「ん。只今」
な、なんだか急に大人びたな。
「あ、晩御飯できたよ♪どうぞ~」
「わぁっ!!いただきます!!」
「ん・・・上手い!!」
美夏・・・何時の間に、こんなに料理上手くなっているんだ?!
「まぁね~この、私が作ったんだから^^」
ニコッと、笑う美夏・・・クッソ!可愛い//
「ちょ、どうしたの・・・・?机なんか叩いて」
「い、いや、何でもねぇ!!」
あーーもう!俺、本当に美夏と一緒に居て頭おかしくなっちまうんじゃねぇの・・・?!
コイツと一緒に居るだけで、頭が美夏のことでいっぱいになる。
だからこそ、俺は美夏のことが心から好きなんだ。
きっと、そう言える。
「~♪じゃ、私お風呂に入ってくるね?あ、一緒に入る?」
「へぇっ?!」