
私ね、実は......
第6章 お泊り会
「じゃーまず行きたいところを言い合おう!!」
「「「おーー!!」」」
「じゃ、春から」
「おう。まずは、花火とか釣りとか夏っぽいことだな・・・」
「( -Д-) ゚Д゚)フムフム」
ちょ・・・美夏・・・・。
「じゃ、次アユ」
「うん!!私は、皆でバーベキューとか勉強会とかしたいな!」
美夏もだけど、女子軍は真面目だな・・・。夏休みなのにちゃんと勉強まで考えてて....
「c(´ω`o)ォヶじゃー次」
「俺は~海とか行きてぇな・・・」
ほら、夏といえば海だろ?!なんて、嬉しそうな顔している正樹だが、一瞬美夏の表情が引きつったのは言うまでも無い。
「そ、そっか・・・。じゃ、海にも一票!!」
わざと、明るい表情を作っているとこが見え見えだ。やっぱり、傷のことを気にして.....
「じゃーみんなの意見を聞くと、やっぱり、夏っぽいことだね!」
「まぁね!私達のお泊り会は大体そうだったもんね!」
