私ね、実は......
第7章 お泊り会2 ~アユ&正樹side~
それから、またまた15分後...
「あーもう、私達だけでどっか行こう?!」
これだけ、待っているのに来ない二人が悪い!!
「だなっ。俺等こんなにして待っているのに・・・」
「で、何処行く?」
その頃の美夏&春は....
「二人、上手くいってかなー」
「いってるよ、大丈夫だって♪」
「だといいんだけどな・・・」
二人で、仲良くトイレに入っていました。
「ってかさー此処暑いし、早くアユ達出かけないかな・・・」
「だな。そろそろ出ると思うけど」
なんと、二人はわざとトイレに篭っていたのです。
「あーあっちぃー」
「あ、出かけたよ?!」
バタンッと、玄関の扉が閉まる音がしました。二人は、どこかへ出かけたようです。
「おっしゃっ!!これで、作戦成功だな」
「うん!!さて、私達は...」
二人は顔を合わせてニヤッと笑う。
「「尾行しよう/尾行しようぜ!」」