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いつまでも、何年経っても切なくて

第10章 切ない文化祭

.........


『私、焼きそば焼かなきゃ。』
みんなの所に戻るね、と言うと


「アイツのとこに行くのか?」


何故だろう...溜め息が出た...


『私、自分の仕事に責任を持ちたいの。


私、今勝手に自分の持ち場を離れて


みんなに迷惑かけてるの!』


響は何とも思わないの?と強い口調で言ってしまった。


響は黙り込んでしまったから
私は教室を出て自分の持ち場へ向かった。


焼きそばのいい匂いが近付いてきて
みんなが忙しそうに焼きそばを焼いている姿が目に映る。


みんなに迷惑かけちゃった...


そう思うと足が前に進まなくなった。


なんだかとても切なくなって


泣きたくなってしまった...

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