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宮本は深い深い溜め息をついた


「それが本当に莉子のためになるのか？」


『うん』


「わかったよ...

ただし、

俺が近付かなくても

お前が何かされた場合

ただじゃおかない

そいつも

お前も。」


『私も？何で？』


「俺に寂しい想いをさせる罰だ。

もし、次にお前に何かあった時は

愛を込めて



お前を抱いてやる」


冗談なのか本気なのかわからない表情で
そう言い残して宮本は帰って行った。