テキストサイズ

いつまでも、何年経っても切なくて

第18章 上司から恋人へ

「お前は好きなようにしてろ、すぐにできるから」と一人でキッチンに立つ小野寺補佐


『お言葉に甘えます』
良かったーお風呂入っちゃおうっと


私はすっかり上司ということも忘れてリラックスしていた


お風呂から上がって部屋着に着替えすっぴんのまま出ていくと盛り付けの真っ最中だった


『んー、いい匂いー

お腹すいたー』

テーブルの上に並べるのだけは手伝った


今日もアイデア満載の料理が食卓に並んだ


小野寺補佐は冷凍庫からキンキンに冷えたビールを2本出してきた


『飲酒運転は駄目ですよー』

「お前一人で飲むのはズルいだろ」

『私も一緒に我慢しますから』

「代行車頼むから心配すんな」


結局二人で乾杯した


ストーリーメニュー

TOPTOPへ