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いつまでも、何年経っても切なくて

第20章 悲しい嘘のはじまり

私が仕事に戻ると噂大好き30歳小池さんが待ってましたと言わんばかりに近付いてきた


「今のイケメン二人とどーいう関係?」


『ただの...幼なじみです』


ってか、小池さん声大きいし!


「ふうーん、二人とも彼女いるのかしら?」


『...さぁ?一人はいますけど...』
響にも彼女くらいきっといるよね...


『多分、二人とも彼女いますよ』
あんなにカッコ良くなっちゃってさ


っていうか小池さん、あなた彼氏いるでしょう!


そんなやり取りをしていると
バチッと達ちゃんと目が合ってしまった


何も悪いことしてないのに
私はつい目を逸らしてしまった

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