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いつまでも、何年経っても切なくて

第3章 初めての...

私はお父さんとお母さんの一人娘。


お父さんは普通の会社員だけど、それなりにお給料もボーナスももらっている。


お母さんは専業主婦で、料理が得意。美人で自慢のお母さんだ。


二人とも私を大事に大事に育ててくれている。


今日も茶碗蒸しと海老グラタンと海老のチリソース煮と...和洋中お構い無しで私の大好物が食卓に並んでいた。


お父さんからは、前からおねだりしていた携帯を
やっとプレゼントしてもらった。


「悪いことに使うなよ」と。まだ高校生は子どもなんだから、子どもらしく生きてなさい、と。

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