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響のことを考えないようにしていても
私の心の中にはいつも響がいた



響から連絡が来ないのは
私に会いたいと思ってないってことだって

勝手に解釈して
追いかけることをしなかった


響の気持ちが気になりながら
それを聞こうとはしなかった




それは



幼なじみ以下になるのが




怖かったから






幼なじみであり続けること



それが私の逃げ道だった




私は響への想いを
自分で閉じ込めた




そんなことはしなくていい


響がそう言ってくれたら...



響がもしも
達ちゃんが言ったように


まだ私のことを



好きでいてくれてるなら




私の響に対する“好き”は



きっと



溢れてしまう




そして




誰にも止めることはできない