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いつまでも、何年経っても切なくて

第22章 本当の気持ち

私は響と別れてからも


響を忘れられなかった



涼ちゃんに響と連絡が取れないって聞いた時も
心配で倒れちゃったし

響のことを思うとご飯が喉を通らなかった


好きなのに離ればなれになって

会いたいのに会えなくて

毎日泣いてばかりで

私はおかしくなっていた




響のいない環境は寂しくて辛すぎて
私は響を想うことから逃げた


響のことを考えないようにした


無理に
忘れようとしたんだ


そんな時に私の心に入ってきたのが
達ちゃんだった



達ちゃんは仕事ができて料理が上手くて
包容力があって優しかった


大人の男性としての魅力もあった

達ちゃんと一緒に居ると
安心できた



とても尊敬しているけど




私は達ちゃんを



一人の男として

“好き”

なんだろうか...?


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