いつまでも、何年経っても切なくて
第22章 本当の気持ち
その日
達ちゃんへ私の本当の気持ちを伝えよう
そう決心した
響に会いに行くのは
ちゃんとけじめをつけてからだ
私の家で二人でご飯を食べるのは
これが最後。
『今日は私が作るから』
夕飯の献立はホタテとアスパラのソテー
牡蠣のホイル焼き、かぶのクリーム煮としらすとレタスのサラダ
達ちゃんに今までの
感謝の気持ちを込めて作った
元々のレシピに達ちゃんの指導のおかげで
格段に美味しくなった
「莉子、料理上手くなったな
先生がいいからだな」
にっこり笑う達ちゃん
『...うん、本当に
ありがとう...』
「これからもみっちり鍛えてやるから
覚悟しとけよ?」
『...うん...。』
職場では
これからもお世話にならなきゃいけない...
勝手だけど
円満に
別れたい...
『ねぇ、達ちゃん
話があるの...』
食事を終えたところで
切り出した
達ちゃんへ私の本当の気持ちを伝えよう
そう決心した
響に会いに行くのは
ちゃんとけじめをつけてからだ
私の家で二人でご飯を食べるのは
これが最後。
『今日は私が作るから』
夕飯の献立はホタテとアスパラのソテー
牡蠣のホイル焼き、かぶのクリーム煮としらすとレタスのサラダ
達ちゃんに今までの
感謝の気持ちを込めて作った
元々のレシピに達ちゃんの指導のおかげで
格段に美味しくなった
「莉子、料理上手くなったな
先生がいいからだな」
にっこり笑う達ちゃん
『...うん、本当に
ありがとう...』
「これからもみっちり鍛えてやるから
覚悟しとけよ?」
『...うん...。』
職場では
これからもお世話にならなきゃいけない...
勝手だけど
円満に
別れたい...
『ねぇ、達ちゃん
話があるの...』
食事を終えたところで
切り出した