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いつまでも、何年経っても切なくて

第22章 本当の気持ち

「ん?何?」
優しい笑みを浮かべる達ちゃん


私は深呼吸をしてから
話し始めた


『達ちゃん...


こんな私のことを


好きになってくれて
ありがとう


今まで本当に
ありがとう』



「なんだよ、急に

改まって...」




『達ちゃん...


ごめんなさい



これ以上


達ちゃんとは



付き合えない。』



私の目からは涙がこぼれ
達ちゃんの顔からは笑みが消えた


「なんで?」


冷たい声に変わった







『私...









響が








...好きなの。』





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