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そんな物語

第2章 寂しい女



「欲しいの?手錠」



「うん・・・手錠なら
ちょっといいかな・・」




「縛られるの好きなの?」




「わかんない
されたことないから」




「手錠ならいいんだ」




「うん」




SNSで知り合った

年齢も

顔も分からない

女とのやりとり。




「して欲しいなら

手錠してって
言えばよかったのに」





「言えないよそんのな・・


言えないから
エッチしてるとき
自分で手首縛られてる
妄想して…


手首を合わせたり


してた」

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