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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 夜になった。机の上の置き時計を見ると、既に十時を回っている。拓人は明日も忙しいのだろうから、彼のことを思えば、こんな夜分に話をするのは避けた方が良いのは判っていた。でも、やはり、今夜中にどうしても話がしたかった。
 幼稚園の先生になるのは子どもの頃からの夢なのだ。しかも、それが入学金免除の特待生として進学できるというのなら、尚更、その可能性を諦めたくはない。

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