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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 だから大学には行かないけど、君に貰ったボールペンは大切にするよ。
 彼はそう言って、また笑った。
「君が来てくれるなんて、夢のようだ。最後に逢えて両想いだと判って、嬉しかった。逢えるのなら僕もちゃんと何か用意しておくんだったな」
 反町君はジャージの上下を着ている。カッコ良い男の子だから、何を着ていても様になる。彼はそのズボンのポケットから一本のペンを出した。

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