
監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第4章 Confusion(混乱)
「本当に済まない、好きだったよ。最後に逢って、初めてたくさん話して、余計に大好きになった」
顔を持ち上げられるままに、愛奈は彼を見上げた。そっと落ちてきた口づけは最初は額に、次は唇に。どちらも軽く触れ合わせるだけ、優しい温もりを感じた程度のものだった。
それから彼は人差し指で愛奈の目尻にたまった涙の雫をぬぐい取ってくれた。
「ごめんなさい。私の方こそ、余計なことを言ったばかりに、あなたとお父さんを大変なことに巻き込んでしまって」
顔を持ち上げられるままに、愛奈は彼を見上げた。そっと落ちてきた口づけは最初は額に、次は唇に。どちらも軽く触れ合わせるだけ、優しい温もりを感じた程度のものだった。
それから彼は人差し指で愛奈の目尻にたまった涙の雫をぬぐい取ってくれた。
「ごめんなさい。私の方こそ、余計なことを言ったばかりに、あなたとお父さんを大変なことに巻き込んでしまって」
