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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

「反町君から聞いたの! そのせいで、彼はもう大学にも行けなくなったのよ」
 拓人の切れ長の双眸がスウと細められた。
「お前はあいつに逢ったのか? あの男はもう学校には二度と出てこられないようにしてやったはずだが」
「―酷い」
 愛奈は非難と軽蔑をこめたまなざしで拓人を睨んだ。
「転校するまでにまだ日にちがあるのに、反町君が学校に来なくなってしまったのは拓人さんが裏で手を回したからなのね」

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