テキストサイズ

監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

「この写真を見ただけで、お前が俺を裏切った証になる」
 拓人は忌々しげに呟き、ケータイを力をこめて投げつけた。一度では足りず何度も拾い上げてはたたきつける。
 愛奈は悲鳴を上げた。
「止めて、ケータイが壊れちゃう」
 反町君との想い出がなくなってしまう。
「壊れたって構うものか。また新しいのを買ってやる」
 拓人は興奮の色を秀麗な面にのぼらせ、鼻で嗤った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ