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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 愛奈は震える手を今度はスカートのホックにかけた。これを脱げば、後はブラとお揃いの小さなパンティを履いているだけだ。混乱の気持ちが目尻に涙を押し上げてきたけれど、こんないけ好かないヤツらの前で絶対に涙を見せたりするものかと、最早、なけなしの自尊心だけが今の彼女の折れそうな心を支えていた。
 ホックを外そうとしたまさにその瞬間だった。応接室のドアが音を立てて開いた。
「貴様ら、何をしてる!」

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