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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 拓人は今日も濃紺のビジネス―ツでびしっと決めている。
「亡くなった叔父が残した借金はすべて私が払う」
 刹那、流石の坊主頭も眼を見開いたようだった。
「いや、しかし、これだけの」
 相手に皆まで言わせず、拓人は仕立ての良いスーツの上着から名刺を出した。

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