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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

「大好きよ。拓人さんはいつも私が困っていたら、助けにきてくれるんだもの。まるで白馬の王子さまみたい」
「俺が王子さま?」
 拓人は笑いを含んだ声で言う。
 うんと無邪気に頷く愛奈の髪をくしゃりと撫で、拓人はからかうように続けた。
「じゃあ、さしずめ愛奈は姫なのか? 姫は王子さまに助けられて、王子の花嫁になるんだぞ」

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