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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第7章 Epilogue(身も心も花ひらいた夜)

 囚われた小鳥は籠から飛び立つのではなく、自ら籠を自分の生きる世界だと定めたのだ。けれど、拓人はもう二度と愛奈を狭い鳥籠に閉じ込めようとはしないだろう。愛奈は何故か、そんな確信があった。
 拓人の唇が静かに降りてくる。自ら腕を伸ばして彼を引き寄せ、そのしっとりとした感触を受け止めながら、その夜、愛奈は世界中でいちばん幸福な花嫁となった。
                 (おわり)

☆ Special thanks to everyone.
See you again! ☆




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