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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第7章 Epilogue(身も心も花ひらいた夜)

 いかにもあの女らしい啖呵の切り方だと、話を聞いた愛奈は納得できた。恐らく涼子は涼子で、拓人に本気だったに違いない。拓人という男を間に挟んでの出逢いでなければ、あの涼子という女とは歳は違っても良い友達になれただろうのにと少し残念だ。
 拓人が愛奈に覆い被さっている。彼の腕が彼女の顔のすぐ側にあり、彼女は逞しい腕に閉じ込められた形だ。だが、互いの想いを確かめ合った今、この男の腕に閉じ込められるのはけして嫌ではない。

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