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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 もちろん、葬儀の直後、言いにくそうな様子で父の秘書から負債の件を告げられたときは愕いたし、父を恨みもしたけれど、今更、あがいたところで何になるだろう。大好きだった母を突然の事故で失った小学一年生のときから、愛奈は諦めるということを知った。
 人生には時には幾ら懇願しても叶えられない望みがあるのだと。

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