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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第3章 Water mark(波紋)

 前から気になっていたことをこの際、訊ねてみる。
「俺? 結婚ねぇ」
 拓人は人差し指と親指で顎を掴み、首を傾げた。
「もう二十八なのに、いつまでも独身じゃ、その中にお嫁さんの来手もないまま歳を取るわよ」
「おいおい、お前、勝手に人を爺さんにするなよ」

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