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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第3章 Water mark(波紋)

 もちろん、言葉どおりのことを考えているわけではない。拓人のような素敵な男性なら、四十歳くらいになっても、まだ妻になりたがる女は多いに決まっている。しかし、仕事には熱心なこの男は放っておくと、本当にこのまま独身で一生を終わりそうな気もする。
「中川の伯母さまが零してたわ。拓人さんに幾ら見合いを持ってきても、相手の写真も見ないで片っ端から断ってしまうって」

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