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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第3章 Water mark(波紋)

 急いでいる彼には申し訳ないけれど、どうしても頼んでおかなければならないことがあった。
「来週の水曜日の三者懇談、大丈夫よね?」
 既に何度かは確認しているが、クラス担任が決めた日時に都合がつかない者は今日までに申し出ることになっている。
 拓人は屈託ない笑顔で頷いた。
「ああ、大丈夫だよ。俺はお前の保護者代わりだからな」
「行ってらっしゃい」

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