テキストサイズ

地雷女。

第9章 !!




目の前に見えるものしか頭に浮かばない。


「ぬぬ…布製のピンクの長財布です。」

そこてママの火がつき、マシンガンの様に止まらなくなる。

「何処のブランドなのよっ!」


ママのウエストポーチがGUCCIだった……

「ぐ…GUCCI?」

「あんた、
随分結構レアな財布よね!海外もの?!」
「うっ…うん。」

「それは貴重よ!
帰ってこないわね。カードは入ってたの?勿論、入ってるわよね!家の鍵なんて入られたら気持ちわるいわ~!直ぐ変えるのよ!お金は私がだすわっっ!穴子にとっても可愛い息子だからね。」

「息子さん……?!」
イケメン警官がマジマジとアタシを不思議そうな顔で見る。
アタシは女だよっ!ママややこしくしないでよっっ!
あんたがその身なりだから、尚更勘違いされるじゃん!




ストーリーメニュー

TOPTOPへ