地雷女。
第14章 借り
嫌な予感で頭がいっぱいだった。
この前の仕事抜けた件謝らなくては。
アタシは恐る恐る……
「あ…穴子ママ、
この前は本当にごめんなさい、ありがとうございました。」
「良いのよ、
今日はその件で話ししに来たのよ。」
げっ!
嫌な予感的中!
「あの子、
名前何て言うの?
ずっと名前知らなかったから、気になっていたのよ。」
「アツツ……いや、アツシです。」
「アツシくんね!
あの子、可愛いでしょ、諦めたけどお店としてはいい人材なのよ。
1日だけお店付き合ってくれるわよね?借りだものね!」
やっぱり借りは大きかった。
でもこの人を怒らせると怖いし……