地雷女。
第14章 借り
家に帰ると熱い抱擁をしては、
「今日は迎えに来てくれて嬉しかったよ!ありがとう。」
「いつでも迎えに行くよ。変な虫付いたら困るからな。って、もうこの仕事辞めること出来ないの?」
やっぱり、アツツは夜働いていることが嫌なのかな。
「うーん、
まだそれは考えてないかな。
皆いい人だし、今までで一番働きやすいからね。
それに桃子ママや穴子ママがいるから、変な人は来ないよ。」
「そうだね。」
ママ達のことで少しひきつった笑顔だけど、守られているのが分かっているのか、納得した感じだった。