地雷女。
第2章 しっかり者
ガチャガチャっ!
ドアを開け、歯を食い縛りながら少しチンピラ口超で
『いらねー「アツツ~!いい酒入ったぞ~♪」
図々しいハゲが俺の家に何の断りも無く入ってくる。
「で、今日は何?」
「お前相変わらず、冷てぇな。お前と飲みたいから来たんだろ!グラス出せや。」
「……………」
この図々しいハゲは大学時代からのサークル友達の秋川 明。若干若ハゲだから、そのまま"ハゲ。"
まっ、本人には言えずアキと言っている。
今日はこんな奴ばっか、一体なんなんだよ。俺は深いため息をついてはグラスをテーブルの上に置いた。