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地雷女。

第1章 馬鹿者




あたしは六畳一間のボロアパートの二回から煙草を吸っては向かいの家にある桜を見ていた。


奴はこの人生のなかで一番長く続いた男だった。


今度こそ大丈夫だと思っていたけど、結局男って、皆同じ。若くて金のある女が出来るとサヨウナラ。


これと言って、ルックス以外何の取り柄も無く、仕事も続かなく、(続いても1年。)男をあさっては、お金も有るだけ全て使う。勿論、貯金0。

そんなアタシでも、高校の時はマドンナだったよ。



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