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なななの短編♪

第5章 節分×みきレイ

「ついでにもっとさえちゃんがエロくなりますよーに!!!!」


「はっ!?ちょっ…まくなってのっ…」


「裸エプロンしてくれますよーに!!!!」


「するかっ!!」


「まみちゃんのエロは内ぃいいい!!!!!」


……ほんっと意味わかんない…


「ああ゛っ…もぉっ…」


豆だらけの床。


疲れた身体で地道に豆を拾う私、

本当に……哀れ。



「踏んだりして砕かないでよ!!もう掃除機かけるから、そこから動か───」


「るいちゃん…」



あ…



しゃがんでたら、


後ろからぎゅっと抱き締められて、


うざいと思うより
安心してる自分がいた。



「………豆拾うから…」



「後ででいいだろ」


良くないんだよ。


砕けたら絨毯の隙間に入り込むだろうが。



「………何で今日帰ってきたとき抱き締めなかったの…?」


なに聞いてんの私、


乙女かっ…



けど後ろから抱き締められてるから顔見えないし、気が緩んで自然とそんなことを言っていた。

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