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ももいろタイム【完】

第7章 一目惚れかな




いつも通学と通勤で混み合う駅のプラットホーム。


そんな中に、一際背が高くすっきりした目鼻立ちで、柱に立つ人がいた。


その人を皆、チラチラと見る。
思わず見てしまうくらい、整っている。
私は彼を知っているけど、彼は私を知らない。私の片想い。


平凡な私は彼とは、人種が違う。
混み合う中でも彼の周りは余裕がある。見ていると、人が集まり出した。
制服を着崩して、髪の色は様々。
所謂、不良という部類に入る人たち。




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