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ももいろタイム【完】

第7章 一目惚れかな



目を瞑っていた彼女が、目を開けて俺を見た。細い腕に優しい香り。少し大きめの瞳に小顔の可愛らしい女だった。

一瞬、胸が弾むが気付かないふり。
彼女がお礼を言ってたが、振り向けなかった。

次の日、同じ時間に行ってみた。

「いた…」

彼女を見つけた。


それから、俺はその時間に乗るようになった。


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