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部屋には、外側から鍵が掛けられている。窓は高いところにあり、僅かな空が見られるだけ。
それが、今の私の世界。


私はそっとお腹に手を当てる。
彼は気付いているだろうか？

既にかなりの日々が、過ぎていることは分かる。

毎日彼に抱かれているから、分からないはずがない。
最近の彼の行為が更に優しくなった。




それから間もなく、吐き気に襲われる日々が続いた。

そうなると、彼は私に手を出さなくなった。
甲斐甲斐しく、世話してくれる。
目隠しはして。

彼にトイレに連れて行かれ、とても恥ずかしかった。
検査薬で、確認する為だったみたい………




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