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「お兄ちゃん、一緒に寝よう」


私は今でもお兄ちゃんと寝てる。

だって、お兄ちゃんの隣は安心するんだ。



「藍那、そろそろ一人で寝ろ。もうすぐ、高校生だろ」

「だって。お兄ちゃんと寝ると、ぐっすり眠れるんだもん」

「だからといって、年齢的に一緒に寝るのはおかしいだろ」

「お兄ちゃん………あたしのこと、嫌になった………？」


そう言って涙目でお兄ちゃんを見ると



「はぁ～。嫌う分けないだろ？藍那は可愛い妹だよ」

「良かった！ありがとう、お兄ちゃん」

「でも、後少し。高校生になったら自分で寝るから」

「分かったよ。静かに寝ろよ？」

「うん、ありがとう！おやすみ」



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