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ももいろタイム【完】

第5章 私が恋した人



昌樹さんは、付き合い始めてからも紳士だった。

あの日、始めて昌樹さんの家に連れて行ってもらった。友だちの所に泊まるって言ったから帰りたくないと、我が儘を言う私に苦笑いの昌樹さん。

「昌樹さん!大丈夫です。私、襲いませんから。あ、でも昌樹さんに襲われるなら大歓迎です」

そう言う私に笑いながら…

「じゃあ、遠慮なく」

ドキッとしてる私を、引き寄せて抱き締めた。
私の顎を持ち、上げると昌樹さんの顔が近付いて来た。


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