テキストサイズ

Take me

第7章 7


「どうぞ」

ココアだ…
お兄ちゃんと一緒


ちょっと笑えるかも知れない


「なに笑ってんだよ〜」
「いや、美味しいなぁと思って」
「なにそれ、可愛い」
「やめてよ」


さっきまで気分はどん底だったけれど、瑛士と絡むといつも少し楽になる気がする。


「で、どうした?」

急に直球で聞いてくるけど、優しい話し方


「あの、さ…しばらく瑛士の家に俺のことさ、ここに置いてくれないかなーって」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ