テキストサイズ

あの学校には...

第8章 遺書



時は経ち、
運動会の前日。
例の競技にでる人は、一週間学校に泊まってその泊まってる期間に殺し合いをするようなので、奈津は荷物をまとめる。
一週間分の着替え、シャンプー、リンスなどを大きなボストンバッグに入れていく。
〈転入したばかりのハズなのに、いきなり死んじゃうのか!?私〉
奈津の手は、朝も昼も夜も食を運ばなかった。

死にたくない。
殺したくない。

この二つの思いが、頭の中からぬけない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ