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戦場でのエッチは死者への冒涜

第6章 内通者発覚

外では天人の怒号や剣劇が響く天人の断末魔の悲鳴や刀で斬る音が響き、障子に血が飛ぶ。
幸い神楽達が居る部屋には血は飛んでいない。



外はまさに地獄絵図
首が無い天人が地面に倒れ、襲い掛かる天人は脇腹を斬られ地面に落ちる。

「白夜叉様神楽様は奥の部屋に連れ込みまし…!!!」



此処は戦場なのか?
血の海が地面を赤く染める。
森原は恐怖にカタカタと震えいた。

「森原風呂沸かしてくれねーか?」

「は…はい!だだ今!」


森原は風呂場へ、行き白夜叉は廊下の縁側に腰掛けた。



月明かりが返り血まみれの白夜叉を怪しく照らす。


「神楽…」


白夜叉は神楽の名前を呟くと、縁側の下から猫がそろりと出て来た。


「ニヤーニヤーン」


白夜叉は猫を抱き抱える。

「お前何でこんな所に居るんだ?此処は戦場だぞ?」

「ニヤーン」


猫を優しく揺さぶる。

「テメーロシアンブルーだな」
「ニヤーン」

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