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廊下を歩き、自室に戻ろうとした時だった。

「オイ。内通者見つかったらしいだぜ。」

「マジかよ誰なんだよそれ」
「それが三浦だって～」

「ああ。三浦の奴天人に情報売ってたらしいぜ白夜叉様の彼女の神楽様の情報も売って金儲けしてるんだぜ最低だろ？」

「え～マジかよ！三浦死刑決定だな！」

「オイ。その今の話し何だ？」

濡れた髪をタオルで拭きながら無表情で白夜叉が立って居た。

「し…白夜叉様！！」

「三浦が内通者だったワケ？何でテメーら言わなかったんだよ。」


すると、部下達は無言で白夜叉を見つめる。

「三浦は何処だ？」

「三浦は…神楽様の部屋です…」

「そうか。分かった。」


白夜叉はそう言うと、方向転換し、自室に戻った。